定番の10-EYE BOOTに英老舗ファブリックメーカー「MOON」の生地を採用した1足が登場
山本耀司の手掛ける〈Y’s(ワイズ)〉が、〈Dr. Martens(ドクターマーチン)〉との2021年秋冬シーズンのコラボコレクションを発表。アディダス本コレクションは、両者のコラボモデルでは定番の10-EYE BOOTや3-EYE SHOEに4つの新型が加わり、6パターンのシルエットを展開する。そのラインアップの中から、イングランドの老舗ファブリックメーカー「MOON(ムーン)」の生地を使用したモデル 10-EYE BOOT MOON FABRICが先行でリリースされる。
「MOON」は1837年にイングランドで設立。世界的にもわずかに数えるほどしか残っていない羊毛の加工から布の仕上げまでの一貫生産を行う、同国内では唯一のメーカーだ。同社は最新の生産技術や新しいデザインを取り入れながらも、ツイードが各家庭で作られる“ホームスパン”だった頃の記憶を蘇らせるような昔ながらの“もの作り”の精神を持ち、世界中から愛される美しいツイード生地を生み出し続けている。
2021年秋冬シーズンでは、10-EYE BOOTをベースに、「MOON」製のヘリンボーン生地とヴィンテージレザーを採用。トゥに乗せられたレザーが新鮮な印象を与え、またつま先のファブリックを保護する役目も果たしている。芯がブラウンカラーのヴィンテージレザーは、履き込むことで地の色が表面に現れ、経年変化によって味わいが増していくのも特徴だ。スムーズな着脱を可能にするバックジップやイエローのウェルトステッチなどのディテールにも注目したい。さらに、「MOON」の生地を使用している証としてライニングに同社のネームが付属するのも魅力の1つ。また、本モデルはユニセックスで着用可能なため、カップルで揃えるのもおすすめだ。
〈Y’s〉x〈Dr. Martens〉10-EYE BOOT MOON FABRICは、現在『THE SHOP YOHJI YAMAMOTO』にて先行予約受付中。その後、7月9日(金)より先述の『THE SHOP YOHJI YAMAMOTO』をはじめ、〈Y’s〉の全国の店舗および〈Dr. Martens〉の青山本店、原宿店、WITH 原宿店にて販売予定。価格は60,500円(税込)となる。